【ドラマ花のれん】
出典元：Real Sound 映画部
はじめに
2025年に放送予定のテレビ朝日ドラマプレミアム『花のれん』が、北川景子さんを主演に迎え、豪華キャストとともに描かれることが決定しました。
この作品は山崎豊子さんの生誕100周年を記念し、直木賞受賞作の『花のれん』を完全ドラマ化するものです。
伊藤英明さんと上川隆也さんが新たにキャストとして参加し、明治から昭和の激動の時代を背景に、ヒロイン河島多加さんの人生を力強く彩ります。
主人公・河島多加の波乱万丈な人生
本作の主人公である『河島多加』は、女性興行師として大阪の街に笑いを届ける道を切り拓いた人物です。
21歳で大阪の船場に嫁いだ多加は、夫の吉三郎の放蕩ぶりに苦労しつつも、寄席商売を始めることで新たな人生を歩み始めます。
しかし吉三朗の死後、多加は多額の借金を抱えることになり、さらなる困難に立ち向かうことになります。
その過程で出会う人物や体験が、多加の人生を大きく変えていく様子が繊細に描かれています。
モデルとなった『河島多加』こと、吉本興業の創業者
【吉本せい】
出典元：Wikimedia Commons
破天荒な夫・吉三郎
伊藤英明さんが演じる『河島吉三郎』は、女性好きで酒好きという破天荒なキャラクターです。
彼の存在が多加の人生に大きな影響を与えます。
伊藤さんは、この役について人間味あふれる吉三郎の内面を深く掘り下げたいと語っており、彼の演技が作品にどのような奥行きをもたらすのか注目です。
また、現場での北川景子さんとのやり取りも大きな見どころとなるでしょう。
モデルとなった『河島吉三郎』こと、
【吉本吉兵衛】
出典元：Wikimedia Commons
紳士的な友衛
上川隆也さんは、多加が淡い恋心を抱く『伊藤友衛』を演じます。
友衛は、多加の苦しい状況を救う存在でありながら、彼女の心に静かな安らぎを与える人物です。
上川さんは、友衛の持つ優しさや品格を丁寧に表現することで、観る人の心に深く響く演技を届けることを目指しています。
北川さんとの初共演も大きな注目ポイントです。
山崎豊子さん生誕100周年記念作の意義
『花のれん』は、山崎豊子さんの初期の代表作であり、直木賞を受賞した名作です。
本作を通じて、山崎さんの描く激動の時代を生きる人々の姿が現代に再び蘇ります。
女性が自らの力で道を切り拓く姿は、現在を生きる私たちにも多くの勇気と感動を与えてくれるでしょう。
【山崎豊子】
出典元：NHK
最後に
北川景子さんの力強い演技、伊藤英明さんの破天荒なキャラクター、上川隆也さんの紳士的な佇まいが織りなすこの作品は、多くの視聴者にとって忘れられない感動を届けてくれるはずです。