水上恒司が岡田健史から本名に改名した理由…それは「自分らしく」!

俳優の水上恒司(みずかみ こうし)さんは、2022年に本名へと改名しました。

ドラマ『中学聖日記』で鮮烈なデビューを飾った彼が、なぜ芸名を捨てる決断をしたのでしょうか?

その背景には、元所属事務所との契約トラブルや、不信感を抱く出来事があったとされています。

今回は水上恒司さんが改名に至った経緯や、現在の活動について詳しく解説していきます。

水上恒司が岡田健史から本名に改名した理由

水上恒司さんは、事務所の仕事選びや社内の不安定さに不信感を抱き、2021年3月に寮を飛び出し、裁判を起こしました。

裁判の中で水上恒司さんは、契約解除後に芸名「岡田健史」ではなく、本名「水上恒司」で活動する意思を強く示しています。

その理由は、「岡田健史」という芸名が、元所属事務所の岡田社長によって命名されたものであり、それを拒絶したいという思いからだとされています。

特に、岡田社長によるタレントへのセクハラが決定打となったようです。

水上恒司「自分らしく」生きる理由

水上恒司さんは、俳優業に情熱を注げなくなったら潔く業界を去る覚悟を持っており、常に「普通の自分=水上恒司」として 自分らしく 生きていると述べています。

この信念から、本名で 自分らしく 活動することを決意したといえます。

これらの理由から、水上恒司さんは 自分らしさを大切にしながら 本名での活動を開始し、新たなスタートを切りました。

水上恒司が抱いた事務所への不信感

水上恒司さんは、所属当初は問題がなかったものの、徐々に社長に不信感を募らせるようになっていきました。

当時所属していた事務所は、とにかく社員の入れ替わりが激しく、1年間で10名以上が退職することもあったようです。

自身のマネージャーを含め、周囲のスタッフが次々と辞めていくことに違和感を持っていたようです。

また、自身の出演作品の選ばれ方にも納得できない部分がありました。単発ドラマの仕事なども、急に事務所が持ってきたため、「すぐには役作りができない。断らせてください。」と意見しましたが、事務所は聞き入れてくれなかったようです。

水上恒司の決断は文春砲が引き金だった

たまっていた不満が爆発する引き金になったのは、『週刊文春』の報道でした。

社長による所属タレントへのセクハラが報じられましたが、これについて事務所は否定しています。

水上恒司と元事務所の裁判の流れ

契約解除の申し立て

2021年4月、岡田さんは事務所との専属契約の解除を求め、裁判所に仮処分を申し立てました。

主な理由として、事務所社長との間に生じた溝や、事務所の仕事選びに対する不信感が挙げられています。

和解の成立

同年8月31日、東京地裁で和解が成立しました。

和解内容として、当初の契約期間である2023年3月31日まで契約を継続し、その後は更新しないことが合意されました。

これにより、岡田さんは引き続き「岡田健史」として活動を続けることとなりました。

契約の前倒し終了と改名

2022年8月31日に契約を前倒しで終了することで合意し、岡田さんは事務所を退所しました。

水上さんは2022年9月に「岡田健史」から改名しました。

改名から1年目の年ということで、水上さんは「心機一転、名前も変わりましたし、ゼロからのスタートではなくてマイナスからのスタートだと思って、ひとつひとつまた積み重ねていこうと思います」と意気込んでいます。

水上恒司の飛躍 事務所移籍が転機に

水上恒司さんは事務所移籍後も活躍の場を広げています。

2022年9月
合同会社HAKUと業務提携を結ぶ。

2023年2月14日
2023年後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロイン・花田鈴子の最愛の人・村山愛助を演じることが発表された。2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で演じた渋沢平九郎が起用のきっかけとなった。

2023年12月8日
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で福原遥さんと共に主演を務め、第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。映画も興行収入40億円を超える大ヒット作となった。

水上 恒司(みずかみ こうし)プロフィール

基本情報
生年月日
:1999年5月12日
出身地:福岡県福岡市東区
身長:178cm
血液型:O型
職業:俳優
活動期間:2018年~
所属事務所:合同会社HAKU
公式サイト公式サイト
公式Instagram@koshi_mizukami_official

人物
水上恒司さんは、旧芸名・岡田健史として活動していましたが、2022年8月31日に本名へ改名し、合同会社HAKUに所属。

中学1年生のときにスカウトを受けるも、野球に専念するため5年間断り続けた。

高校3年生で野球部を引退後、演劇部の先生の誘いで舞台に立ったことがきっかけで俳優を志す。

2018年、TBSドラマ『中学聖日記』で有村架純さんの相手役・黒岩晶役に抜擢され、俳優デビュー。

この作品での演技が評価され、第99回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・助演男優賞を受賞。

その後も、『MIU404』九重世人役、映画『望み』石川規士役、映画『OUT』安倍要役(鍛え上げた肉体美が話題)など、さまざまな作品で活躍。

最新作として、2024年2月2日公開の映画『熱のあとに』で望月隼人役を演じる。

趣味・特技
趣味は筋力トレーニングや映画鑑賞、特技は小2から続けた野球のほか、油絵や書道も得意。

オフィシャルファンクラブ「創造すたじお」を運営し、限定コンテンツを配信中。

まとめ

水上恒司さんが「岡田健史」という芸名を捨て、本名で活動することを決めた理由は、元所属事務所との関係を断ち切り、「自分らしく生きる」ため でした。

特に、事務所の社長が芸名を命名したことや、仕事の選び方に対する不信感が影響を与えたとされています。

トレンディー壺
今後もより自由に、自分らしい俳優活動を続けていくことでしょう。