2025年1月16日、日本外国特派員協会にてホラー作家でありYouTuberの雨穴(うけつ)さんが、自身の作品『変な絵』に関する記者会見を行いました。
雨穴さんが公の場でマスコミに姿を見せたのは、これが初めてのこと。
記者会見では名前の由来が明かされ、注目を集めました。
雨穴が名前の由来を初告白
雨穴さんは記者会見で、独特な名前の由来について次のように語りました。
「私が自分の名前をつけた時に参考にした人物がいまして。私は『オモコロ』という日本のお笑いメディアに所属しておりまして、その先輩ウェブライターに「夢顎んく」さんという方がいまして、すごく彼のことを尊敬しています。
彼の名前も全く関係のない漢字を2つ並べた名前。リスペクトを証明するために、同じように関係ないのない、漢字2文字の名前にしました。」
雨穴は雨の日と…じめじめした場所が好き
雨穴さんは、なぜ『雨』と『穴』を選んだのかについては次のように語りました。
「名前を付けた時に、どんな漢字が好きなのかを考えると、ふと思い浮かんだのが『雨』と『穴』でした。
自分は雨の日が好きで、暗くて、じめじめした場所が好きなので、そういった意味も込めて「雨穴」と付けました。」
雨穴が世界的成功を収める
雨穴さんは2018年に、ウェブライターとして活動をスタートし、同時にYouTuberとしてもデビュー。
ミステリー・ホラー動画は瞬く間に人気を集めチャンネル登録者数は170万人を突破、総再生回数は1億9000万回を超えています。
2021年には、YouTubeに投稿した動画『【不動産ミステリー】変な家』が書籍化され、小説『変な家』として作家デビュー。
その後、2024年には同作が映画化され、興行収入は驚異の50.5億円を記録しました。
今回の記者会見の主役となった2作目『変な絵』は、コミックや文庫としても展開され、シリーズ累計120万部を突破。
その人気は国内だけにとどまらず、2025年1月にはアメリカやイギリスを皮切りに、世界30の国と地域で翻訳版が出版される予定です。
まとめ
雨穴さんは、ホラーというジャンルで、国内外に新たな旋風を巻き起こしています。
作品はエンターテインメントとしてだけでなく、ミステリーやサスペンスの要素も含まれており、幅広い層から支持されています。
名前に込められた先輩へのリスペクトと、自身の趣味嗜好が、独自性をさらに際立たせています。
トレンディー壺