望月歩さんは、若手俳優の中でも特に“リアルな存在感”が際立つ演技派として注目を集めています。
中学生時代から演技の才能を発揮し、映画やドラマに次々と出演してきました。
今回は、望月歩さんがこれまでに演じた印象的な“キーとなる役”にスポットを当て、その魅力を深掘りしていきます。
目次
望月歩 映画『ソロモンの偽証』繊細な演技が印象づける
望月歩さんの代表作のひとつである『ソロモンの偽証』では、物語の中心となる謎多き中学生・柏木卓也を演じました。
決して多くを語らない寡黙なキャラクターでありながら、その表情や佇まいで複雑な感情を表現し、観る者の印象に強く残る存在となっています。
この作品で見せた静かな演技力が、望月さんの名を広く知らしめるきっかけとなりました。
望月歩 ドラマ『3年A組』葛藤を抱える高校生をリアルに体現
望月歩さんは、2019年にドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』では、瀬尾雄大という攻撃的な一面と脆さを併せ持つ高校生を演じました。
教師に立ち向かいながらも葛藤し悩む姿を、言葉以上に視線や立ち振る舞いで表現するその演技は、多くの視聴者に衝撃と感動を与えました。
集団劇の中でも確かな存在感を放ち、俳優としての幅を広げる一作となりました。
3年A組 -今から皆さんは、人質です-
2019(C)日本テレビ
望月歩『元彼の遺言状』役作りのために銀髪に挑戦
望月歩さんは、2022年にフジテレビ系ドラマ『元彼の遺言状』で、黒丑益也というワケありホスト役を演じ、新たな一面を披露しました。
この役のために髪を銀色に染め、ホストとしての雰囲気を身につけるために、実際に“お酒を飲んだ翌日の体の重さ”を体感しながら役作りに取り組むという徹底ぶり。
派手なビジュアルと裏腹に、内面に抱える複雑な事情を繊細に演じたことで、多くの支持を集めました。
元彼の遺言状 2022(C)フジテレビ
望月歩『監察医 朝顔2』真面目な新人として新境地を開拓
望月歩さんは、フジテレビ系の月9ドラマ『監察医 朝顔2』で月9初出演を果たし、法医学教室に配属された若き新人・牛島翔真役を演じました。
真面目で緊張しやすい若者を自然体で表現し、洋楽を聴くことで役のイメージを深めようとするなど、自身の中で役に真摯に向き合う姿勢が垣間見えました。
これまでの役柄とは異なる地に足のついた演技で、新たな境地を見せてくれました。
監察医 朝顔2 2024(C)フジテレビ
まとめ
望月歩さんは、若くして数々の印象的な役を演じ分けてきた実力派俳優です。
『ソロモンの偽証』の繊細な少年から、『元彼の遺言状』の派手なホスト役まで、どんな役でも“本物”にしてしまう表現力が魅力です。
今後もさらに多くの話題作でその存在感を発揮してくれること間違いなしです。
