山本千尋さんは、中国武術の競技「武術太極拳」で世界的な活躍を見せた後、アクション女優として活躍しています。
ジャッキー・チェンやジェット・リーへの憧れを胸に、競技から女優へと転身し、アクションシーンでの圧倒的なパフォーマンスが話題となっています。
今回は、山本千尋さんの生い立ちや競技成績、女優としての道のりについて詳しく解説します。
目次
山本千尋 幼少期から武術を学ぶ
山本千尋さんは、母が香港アクション映画やカンフー映画のファンだった影響で、3歳の頃から中国武術の稽古を始めました。
姉と共に通い始めた稽古場で武術の魅力に触れ、小学生になると本格的に競技スポーツとしての武術太極拳に打ち込むようになります。
その熱意はすさまじく、週に6日間練習に通うほどのめり込んでいきました。
幼少期から鍛えられた身体能力と集中力が、後の競技成績やアクション女優としての活動に大きく役立つことになります。
山本 千尋(@chihirooyamamotoo)Instagramより引用
山本千尋 世界ジュニア武術選手権大会で金メダルを獲得
山本千尋さんの競技成績は、国内外で高く評価されています。
小学6年生だった2008年12月には、インドネシア・バリ島で開催された第2回世界ジュニア武術選手権大会に出場し、金メダル1枚、銀メダル1枚を獲得する快挙を成し遂げました。
さらに、2010年から2012年にかけて開催されたJOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会では、長拳、剣術、槍術の3種目で3連覇を果たし、国内での圧倒的な実力を証明しました。
山本千尋 世界ジュニア武術選手権大会で二度目の世界一
山本千尋さんは、2012年9月に芦屋学園高等学校普通科アスリートコース在学中、マカオで開催された第4回世界ジュニア武術選手権大会に出場し、金メダル1枚、銀メダル2枚を獲得。
再び世界の頂点に立ちました。
この大会を区切りに、競技選手としての活動に終止符を打つ決断をしましたが、その後の道はさらなる飛躍を遂げることになります。
山本千尋 アクション女優としての道を歩み始める
山本千尋さんは競技引退後、人生が大きく転換します。
日本テレビ系の番組『スター☆ドラフト会議』にスター候補生として出演したことをきっかけに、アクション女優への道が開かれました。
武術太極拳は日本ではマイナースポーツとされており、彼女はこの武術の魅力を広めたいという思いを持っていました。
幼少期から憧れていたジャッキー・チェンやジェット・リーのように、アクションを通じてその素晴らしさを伝えるために女優としての道を選びました。
山本千尋 女優デビューを果たしアクション映画で活躍
山本千尋さんは、2013年8月に舞台『時空警察ヴェッカー1983』で女優デビューを果たしました。
その後、アクションシーンに強みを持つ女優として、映画やドラマで存在感を発揮しています。
彼女の武術に裏打ちされたアクションは、リアルで迫力があり、これまでの日本のアクション女優とは一線を画すものとなっています。
その卓越した身体能力と表現力が評価され、国内外の作品での活躍が期待されています。
まとめ
山本千尋さんは、幼少期から中国武術を学び、武術太極拳の競技選手として世界的な成功を収めました。
そして、競技引退後はアクション女優へと転身し、持ち前の武術スキルを生かした本格的なアクションシーンで注目を集めています。
今後も、さらなる活躍が期待されます。

どのようなアクションを披露するのか、目が離せません。