吉田鋼太郎 役者の道を歩む決意!…劇団雲のシェイクスピア

吉田鋼太郎さんは日本の演技界で長年活躍している名優で、その多彩な演技力と深みのあるキャラクターで広く知られています。

今回は、吉田鋼太郎さんの演技の道を志すきっかけとなった出来事や、これまでの演技活動、さらには私生活についてご紹介します。

朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk)
Xより引用

吉田鋼太郎 生い立ちと劇団雲との出会い

吉田鋼太郎さんは大阪で6年間の小学生時代を送り、日野市で育ちました。

演劇に興味を持つきっかけとなったのは、高校時代に見た劇団雲シェイクスピア喜劇『十二夜』での一場面でした。

『十二夜』出典元:現代演劇協会

この舞台が吉田さんの人生に大きな影響を与え、役者という道を歩む決意を固めたのです。

高校卒業後、全寮制の聖パウロ学園高等学校に進学し、その後、上智大学文学部ドイツ文学科に入学しますが、演劇の道に進むため大学を中退しました。

吉田鋼太郎 初舞台と劇団四季での活動

吉田鋼太郎さんは上智大学在学中に、シェイクスピア研究会の公演『十二夜』初舞台を踏みました。

これが演技人生のスタートとなり、その後、劇団四季に6か月間在団し、舞台の基礎を学びました。

吉田さんはシェイクスピアやギリシャ悲劇などの古典作品において、要求される深い演技をこなす役者として、早くから注目を浴びました。

吉田鋼太郎 演出家・栗田芳宏と劇団AUNの結成

吉田鋼太郎さんは、1997年に演出家の栗田芳宏と共に劇団AUN結成しました。

出典元:劇団AUN

吉田さんは演出も手がけ、劇団の活動を通じてさらに演技力を磨いていきました。

シェイクスピア作品をはじめとする海外古典劇での出演が続き、また蜷川幸雄演出の舞台においても常連の役者として知られるようになりました。

吉田鋼太郎 映像作品への出演と注目の役柄

吉田鋼太郎さんの演技は舞台だけにとどまらず、映像作品でも高く評価されています。

2013年には『半沢直樹』で半沢直樹の上司役を演じ、その演技が話題となりました。

さらに2014年には『花子とアン』で実業家の嘉納伝助役を演じ、その役柄での力強い演技が視聴者の心に残りました。

これらのテレビドラマでの演技が注目を集め、吉田さんは映像作品に出演する機会が一気に増えました。

そして2015年に放送された『東京センチメンタル』初主演を果たし、その演技力をさらに証明しました。

吉田鋼太郎 私生活と家族の絆

吉田鋼太郎さんの私生活も注目されています。

2016年1月1日に一般女性と結婚し、その後、事実婚を含めて4回目の結婚となりました。

2017年2月には結婚式を催し、幸せな時間を過ごしました。

2021年3月には第二子となる女児が誕生し、家族との絆を深めています。

また、2度目の妻との間に長男も授かっており、家族との幸せな生活を大切にしています。

まとめ

吉田鋼太郎さんは、2016年10月に蜷川幸雄の後継として『彩の国シェイクスピア・シリーズ』2代目芸術監督に就任しました。

この役職を通じて、さらに舞台芸術に貢献し、シェイクスピア作品の魅力を広めていくために尽力しています。

演技だけでなく、演出の領域でも新たな挑戦を続けており、その活動は今後も注目されることでしょう。

トレンディー壺
吉田鋼太郎さんは、舞台演技から映像作品まで、多岐にわたる分野で活躍している実力派俳優であり、その豊かなキャリアは今後も多くの人々に感動を与え続けることでしょう。