猫背椿(ねこぜ つばき)本名・山本恵子(やまもと けいこ)さんは、舞台を中心にテレビドラマや映画でも幅広く活躍している女優です。
そして、ユニークな芸名で一度聞いたら忘れられない存在感を持っています。
今回は、猫背椿さんの芸名の由来を起点に、その歩んできた道と魅力を深掘りしていきます。
目次
猫背椿 芸名は「どうせすぐにクビになるだろう」と思って付けた
猫背椿さんが、この一風変わった芸名を名乗るようになったのは、劇団「大人計画」に入団した当時、芸名を自分で決めるように言われたことがきっかけでした。
当時19歳で演劇未経験だった彼女は、「自分なんてすぐにクビになるだろう」と思いながら、自虐的な気持ちで“猫背椿”と名乗ることにしたそうです。
この決断には、若き日の猫背さんの不安や覚悟が込められていました。
猫背椿 演技経験ゼロからの挑戦
猫背椿さんは、もともと演劇の経験がなかったにもかかわらず、大人計画への入団を決意しました。
劇団の厳しい環境の中で一から演技を学び、次第にその個性的な演技と存在感で注目を集めていきます。
自分に自信がなかったからこそ、開き直ったような姿勢で臨んだことが、むしろ舞台の上で光る魅力へと変わっていきました。
猫背椿「宮藤官九郎」作品での怪演が注目
猫背椿さんが広く知られるようになったきっかけの一つが、宮藤官九郎さんが脚本を手がけたテレビドラマや舞台での活躍です。
『マンハッタンラブストーリー』や『タイガー&ドラゴン』などで演じた、癖の強いながらも人間味のあるキャラクターが大きな反響を呼びました。
猫背椿さんの演技は、どこか哀愁とリアリティが漂い、それが観る人の心をとらえました。
猫背椿 近年もコンスタントにドラマや舞台で活躍
猫背椿さんは、『共演NG』や『この素晴らしき世界』などのドラマでも印象的な役柄を演じ、舞台では松尾スズキさん演出の『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』にも出演するなど、安定した活動を続けています。
その演技は円熟味を増し、年齢を重ねるごとにますます魅力を放っています。
まとめ
猫背椿さんの芸名には、「どうせすぐにクビになるだろう」という思いが込められていたという意外な事実。
しかし、その芸名とともにスタートした道のりは、今や個性派女優として確かな実績を築き、多くの人に愛される存在となっています。
